2016年03月29日

二段戦 角換わり早繰り銀vs腰掛け銀 玉形の差 

〜はじめに〜
後手を引いた。相手の方は二段の居飛車党。持久戦が得意なタフな人らしい。

〜棋譜〜
初手から>76歩、34歩、26歩、84歩、78金、88角成、同銀、22銀
毎度お馴染み無理やり角換わり。決して角換わりが得意というわけではなく、他の戦形(矢倉、横歩取り、相掛かりetc)が壊滅的に下手くそなのだ。角道を止められたときは米長流急戦矢倉を指している。

11手目から>38銀、33銀、36歩、72銀、37銀、64歩、68玉、63銀、46銀、64銀
11手目24歩は同歩、同飛に35角があり先手不利。ちなみにもし後手が追加で72銀を指していれば35角に34飛で角金両取りの筋がある。本譜は相手が早繰り銀を選んだので、こちらは腰掛け銀を選択。相性的には腰掛け銀が勝ると言われているが、今回は後手&一手損で実質二手遅れているので自信ない。

21手目から>35歩、44歩、34歩、同銀、24歩、同歩、同飛、23金、28飛、24歩
「歩越し銀には歩で対抗」もし自分が一手早く44歩を指せていれば、つまり35歩に即45歩で反撃できれば34歩に無視して46歩が成立する。以下は33歩成、47歩成、32と、46角。この46角が非常に厳しい。まあ今回は後手&一手損なのでいかんせん無理なわけだが。23金の受け方はよくやるけどあまり好きじゃない。金が三段目に上がるのは気味が悪い。

31手目から>37銀、42玉、36歩、33桂、38金、86歩、77銀、74歩
31手目は手の広い局面で36歩が一例。42玉で陣形のバランスを整える。今回の相手は防御重視かな?55角のラインを気にしているように見える。このままでは一方的に潰され兼ねないので、桂を跳ねたり歩を突いてカウンターの準備に取りかかる。

39手目から>26銀、14歩、35銀、同銀、同歩、36歩、66銀、65歩、64角、73銀、55銀、64銀、同銀
25銀からの棒銀が向かってきた。次に15銀と出られると受けが難しそうなので14歩を突いてみたが、結局35銀で銀交換を余儀なくされる。25銀で銀交換を拒否する手ってあるのかな?それっぽい垂れ歩で嫌味をつけておく。後の桂跳ねも視野に入れている。66銀の狙いはなんだろう?よく分からんがとりあえず65歩突いてみたら角を打たれた。角銀交換だが玉の安定度が違うので形勢は微妙か。35歩の存在がデカイ。

52手目から>86歩、同歩、同飛、84飛、34銀、13金、22銀、82角
86歩は飛車先の歩を切りたいというより、飛車を退けて82角を打つスペースを作りたいのが本音。たまに出てくる銀殺しの角打ちだ。34銀に22金は追撃をかけられそうなので13金にしたが、そうか22銀があるか。玉が薄いので金銀が張り付いてくるだけでビクビクする。

61手目から>13銀成、25桂、同銀、64角、26飛、15角、16飛、25歩
お互いに質駒が多く混沌とした局面になる。この数手で大勢が決まるだろう。玉形が酷いので飛車成りだけは許すわけにはいかない。もう目の前で誰かが消えていくのを見るのは嫌なんだ、だからここで僕が食い止める。13銀成にあえて何も駒を取らず25桂で飛車先を止める。飛車先が重くなったのを見て64角。さらにもう一枚の角も投入し力づくで飛車を監禁する。

69手目から>23成銀、88歩、34歩、89歩成、15飛、同歩、33歩成、52玉、46桂
ノーガードの攻め合いが始まる。46桂を打たれたところで手が止まる。41角と95角を見せられて受けが難しい。そしていざ89歩成ってみると上手い後続手段が見つからない。残り5分の持ち時間のうち2分をここで使った。

78手目から>79と、41角、51玉、79金、87飛成
悩んだ末の79と!同金なら飛車成り、同玉なら寄せやすい形になるかな。41角に62玉は54桂、同歩、63金があるので51玉。いかにも危なそうだがギリギリセーフと読んだ。今考えると62玉もありだったかもしれない。79とのせいで先手も一度自陣に手入れする必要があり、すぐに64角を取られる心配は無さそうだ。頑丈で寄せにくい先手陣だったが87飛成で詰みが近づいてきた。

83手目から>42と、同玉、54桂、同歩、63角成、86角、58玉、59飛、48玉、56桂、同歩、57銀まで94手で後手勝利。
42とに62玉もありそうだが、堂々と同玉で問題ないと判断。54桂、同歩の局面はわずかに後手は詰みを逃れているはずだ。相手も後手玉に詰みがないと気づいたのか63角成で必至級の詰めろをかけてきた。だがしかしこの局面、先手玉は詰んでいるのだ。大駒をふんだんに使いトドメは打ち捨ての桂で華やかに決めた。

〜感想〜
やはり終盤は駒の損得より玉形が重要だな。僕は駒得至上主義なので気をつけたい。7筋方面に逃げられるので意外と後手玉は広かったのかもしれない。79とは良し悪しはともかく我ながら面白い手だと思う。打ち捨ての桂で詰ませると気持ち良い!
タグ:将棋
posted by TOMORROW at 21:32 | Comment(0) | 将棋 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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